ふと電車の窓の外を見たとき、忍者が並んで走っていたら——。 そんな空想をアプリにした「KageRunner」の新バージョン 1.3.0 をリリースしました。今回のテーマは「駅」です。
apps.apple.comKageRunnerって?
デバイスを窓に見立てると、カメラ越しの景色の中を忍者「影丸(かげまる)」が走ります。あなたが北へ進めば影丸も北へ、東へ曲がれば東へ。GPSの進行方向に合わせて、本当に外を並走しているように駆けていく——そんなお散歩アプリです。
速く動けば全力疾走、信号待ちで止まれば一息つく。散歩やランニング、通勤電車のおともに、ただ景色の中を走る影丸を眺めるだけのアプリです。
1.3.0の新機能:影丸の旅に「駅」がやってきた
「電車の車窓」がコンセプトなら、やっぱり駅がほしい。ということで今回、全国の駅データを組み込みました。

- 通過駅のお知らせ — 移動していると、通りかかった駅名をそっと画面に表示します。全国 約8,700駅に対応。
- 最寄り駅をいつでも表示 — 今どのあたりを走っているのか、最寄り駅がひと目でわかります。
- 旅の記録に駅を残す — 「影丸の旅」の履歴に、通り抜けた駅が記録されるようになりました。あとで振り返ると、ちょっとした小旅行の記録になっています。
- 停止/再開ボタン — 記録したいときだけ記録できるように、走行の停止・再開をボタンで切り替えられるようにしました。
いつもの散歩が、駅名が流れていくことで少しだけ「旅」っぽくなる。そんなアップデートです。
開発こぼれ話
駅データは ekidata.jp さんの全国駅データを利用させていただきました。営業中の駅だけに絞り、路線ごとの重複をまとめると 8,766駅。これをアプリに同梱し、GPSの現在地から最寄り駅を都度検索しています。
地味にハマったのが「通過」の判定です。最初は「駅の座標に400m以内に入ったらお知らせ」という素直な実装にしたのですが、実際に歩いてみるとほとんど鳴らない。駅の登録座標はホームの中心なので、駅間を移動していると、どの駅にも400m以内に入らないまま通り過ぎてしまうんですね。
そこで、電車の「次は◯◯駅」のアナウンスにならって、最寄り駅が別の駅に切り替わった瞬間にお知らせする方式に変更しました。これなら移動すれば各駅で自然に鳴りますし、コンセプト的にもしっくりきます。近くを行ったり来たりしたときに連発しないよう、最小間隔のガードも入れています。
小さなアプリですが、「こう動くべき」ではなく「実際に歩くとどうか」で決めると、実装がガラッと変わるのが面白いところでした。
ダウンロード
KageRunner は App Store で配信中です。無料で、開いていつもの道を歩くだけ。
apps.apple.com今日はどこまで、影丸と一緒に走りますか。
駅データ出典:駅データ.jp(ekidata.jp)
